乾燥対策で冬も元気に

常に最大のパフォーマンスを出す。

喉のプロの生活習慣とは

ボイストレーナー

石塚 裕美

ボイストレーナー

×

イオンウォーター

ポカリスエットの機能はそのままに、甘さひかえめ・スッキリした後味が特徴のポカリスエット イオンウォーター。常温でもおいしく水のように気軽に飲めるため、毎日のコンディショニングのパートナーに適しています。
そこで今回は、乾燥に負けられないプロフェッショナルな女性たちに、日々の体調管理や水分補給について伺いました。今回はシンガーソングライターであり、ボイストレーナーにコーラスサポートにと幅広く活動する石塚裕美さん。常に最大のパフォーマンスを提供しなくてはならないプロの生活習慣とは?

「常にうるおわせる」ということ

現代人は身体に水が足りないといわれています。水分をとるということは、老廃物の排出や体温の調整など身体活動の基本なのに、飲水行動の大切さが認識されていないと感じます。女性の場合、忙しさやダイエットなど食事の量が少ないことによって、食物から得られる水分量も足りていません。

「水を飲む大切さは、女性は特によく分かっていると思うのですが、一度にたくさんは飲めないんですよね。私もそうで、体質的にも汗をかきにくいから、うっかりすると水分補給を忘れがちです。

だけど、喉が渇いたと思ったときには、すでに身体は渇いた状態。そうなる前にちょこちょこと水分を補給するのが大事だということを、もっとみんなが気づけばいいなと。ちょっとずつ、コンスタントに水分を摂ることが大切です」

水分補給は1回の量の多少ではなく、1日のトータルでしっかりとることが大切という石塚さん。普段はどのように水分を補給しているのでしょう。

「渇く前に飲むということを心がけるようにしています。たとえばお風呂をあがったときじゃなくて入る前に飲む。乾いてからのほうがおいしいんですけどね(笑)。起床時・就寝前にはサプリメントと一緒にコップ1杯の水を飲みます。仕事中はデスクワークも多く、水を少量ずつ、飲みたいだけ飲みます。水だと物足りないときはイオンウォーターが活躍してくれます」

一度にたくさん飲めないから、タイミングを見つけて少しずつ飲む。だからこそ、気づいたときに飲める携帯性の高いイオンウォーターがありがたい存在に。

「イオンウォーターはミニサイズや粉末があるので、携帯に重宝しますね。500mlの水がある場合には、少し飲んで180ml用のパウダーを2つ入れてみたり。そのときどきでジャストな水分を用意できるのがいいですね。

長時間のリハーサルでも飲みました。味が軽く甘さがひかえめで、ベタつく感じもあまりないのもうれしいです。喉が渇くというよりは、喉を守るための水分が欲しくなるので、“素早く水分を吸収して長くうるおしてくれる”という点も気に入っています」

“身体は楽器”――いつも良好な
コンディションを維持するには

ボイストレーナーのときはとにかくしゃべるし、歌ってみせることもある。1コマのレッスンが終わると、さすがに喉も身体も疲労を感じるのだそう。「健康管理には、シンガー仲間との情報交換が欠かせない」と石塚さん。

「とにかくみんないろんなことを試しています。とんこつスープを飲んだり、オリーブオイルを飲んだり……オリーブオイルはスクールにも常備してあるんですよ。
私ははちみつを舐めたり、エタノールが含まれていない喉スプレーを使用したり。喉スプレーは、何種類か使い分けをしています」

実は、シンガーの水分補給には、ある矛盾があるのだとか。

「身体を楽器に見立ててみれば、せっかく温まった楽器は冷やしたくない。でも喉はクールダウンしたい。ガブガブ飲むと身体を冷やしてしまうから、少量の水分をとるだけでうるおいがとどまってくれるといいんですけど、難しいですね。」

そこで、「ポカリスエット ゼリー」を試してもらうことに。水分が身体に浸透していけば、喉にも水分が行き渡ります。

「いいですね。サラリとしたとろみがあって、水分をとってる!という感じがします。小腹も満たせてカロリーも低いので、忙しいけどちょっと食べたいときにぴったりです。」

スペシャルケアはしない。
毎日の調整こそ重要

『生徒さんの大事なオーディションの前は、どんなアドバイスを?』『ご自身の大事な日の前は、どんなスペシャルケアを?』……など、聞いてみると「普段と違うことはしない」ときっぱり。

「大事なことの前だからといって違うことをすると、余計なトラブルを招くこともあります。明日は特別な日だから……と高級なパックをして、顔が真っ赤になったり(笑)。生徒にも特別なことは控えるよう教えていますね。

シンガーは毎日の調整が最重要。整体やマッサージなど、何かしら身体のメンテナンスに時間とお金をかけています。体力も必要だからと、ジムに通ったりジョギングしたりする人も多いです。もちろん、しっかり寝てしっかり食べることも大事です。

教えるときは、歌うときだけでなく話し声やハミングからどんな声が出ているか意識するよう伝えますね。とにかく自分を客観的に見て、日々の変化を敏感に感じ取り、“ちょうどいい状態”を維持していく。ちいさな不調の段階で気づけば、自力で持ち直せるでしょう。特別なことをしない意識的な毎日が、いざというときのパフォーマンスを支えています」

スペシャルケアよりも、日々のメンテナンスを重要視する。『その日だけがんばってもダメ』……よく耳にする言葉は、プロの世界でも同じでした。

でも、気をつけていても体調が崩れてしまうときがあるのでは? 実は、石塚さんも無理をしてダウンしてしまったことがあるのだそう。

「寝不足は厳禁です。寝不足がパフォーマンスの出来にダイレクトに影響することは、実体験から分かっています(笑)。喉に違和感があるときは、すぐにかかりつけ医に。良いかかりつけ医を見つけておくのは、プロとして大切なことですね。月に一度は診ていただくようにしています。最近では声の病院も増えてきて、シンガー仲間の間ではその辺りの情報共有も活発です。

このままだとダウンしそう!というときは水分とビタミンCを大量にとって、暖かくして、とにかく寝ます。身体への吸収が早いイオンウォーターはこういうときにもありがたいですね。
無理は絶対しない。これは鉄則です。私たちにとって身体は楽器。メンテナンスをきちんとしながら大切に使っていかなくてはいけません。一生この仕事をしていきたいですからね」

PROFILE

石塚裕美

石塚 裕美

95年メジャーデビュー。シンガーソングライターとしての活動がメインだが、他にも詞・曲の提供、ボーカルディレクション、ボイストレーニング、コーラスサポートと仕事は多岐にわたる。どんなジャンルの曲も自分色に染めるスタイルでゲストボーカルのオファーも多い。最近はギターとのデュオから7名のフルバンドまで複数のプロジェクトで活動中。
レコーディングやライブコーラスを担当したアーティストは、乃木坂46、ポルノグラフィティ、岩崎宏美、平松愛理、近藤真彦、山下智久、デーモン小暮、May.J、ナオト・インティライミ、浅岡雄也など多数(敬称略)。