ポカリ写真部 OG・OBインタビュー

ポカリ写真部では、高校生カメラマンと一緒に広告をつくったり、スポーツ大会の報道カメラマンとして、新聞号外に掲載する写真を撮影してもらうなど、高校生のみなさんに挑戦の場をお届けしてきました! ポカリ高校生カメラマンを経験した先輩たちは、当時どんなことを思っていたの?リアルな声を聞いてきました!

【柘植美咲さん】 初代ポカリ高校生カメラマン

10月某日。ポカリ写真部のサイトリニューアルに伴う撮影がとある公園で行われました。
撮影をお願いしたのは、2018年に高校生カメラマンとしてポカリ広告制作に参加し、現在はプロのカメラマンとして活躍する柘植さん。

―あれから5年!変化はありました?
最近、上京しました。会いたい人にすぐ会えるのはいいなあと。写真も続けさせてもらってます。色々考え始めるとずっと不安なんですけど。初代高校生カメラマンの2人ともちょいちょい会っていて、近況報告してます。
―写真を始めたきっかけは?
写真を始めたのは中学生の頃。とにかく色々やってみる!っていう時期があって、音楽をやってみたり、絵を描いてみたり。でもどれも上手くできなくて…。絶対につまずくんですよ。ギターでいうなら、Fコードみたいな。それで諦めて。唯一続けられたのが写真でした。中学2年生から高校にかけて付き合っていた人がいて、その人がとにかく趣味やセンスが良くて。スマホでもいい写真を撮るんですよ。⾼校に⼊って別れてしまったんですけど、その⼈を⾒返したい!っていう気持ちもあって、写真を続けました。⾼2のタイミングでフィルムカメラを始めて、使い⽅とか全く分からなかったけれど、現像したら「これが撮りたかったんだ私は!」って気持ちになって。学校にカメラを持っていって撮り続けていました。
―参加してみてどうでした?
高校生カメラマンの時は、とにかくいい写真を見せたくて。どうすればいい写真が撮れるか。考えるより撮ってました。撮影後のホテルでもフィルムを回しながら寝てましたね。今は、考えて悩むほどいい写真ができる。答えの出ない不安とかモヤモヤを考えているから、ずっと不安なんですけど。撮っている時には考えないから、撮っていない時に考えないとって。ポカリの撮影に参加して、撮りたいものを撮ることができて、撮れる環境があって。その夢みたいな世界をまだ見続けたいし、どうやったら、あんな楽しい瞬間があるんだろうってずっと考えてます。
―どんな仕事をしたい?
好きな人と仕事し続けたいですね。素敵な人と出会いたい。いいなと思ったら、その人を撮り続けたい。そう思える人をずっと撮り続けられる仕事をしたい。とある見知らぬ場所にポツンと連れて行かれて、1ヶ月撮り続けるとか。そういうことをしたい。花咲いてほしいです。何か一つ成し遂げたいです。
―後輩たちにメッセージ
できることが絶対一つはあるはず。役目みたいなものが。写真にこだわり過ぎず、色んなことに挑戦してほしいです。つまずいてもいいから、やりたいことをやって欲しいし、もし写真を続けたいって思ってるのであれば、続けて欲しい。つまずいたら一回やめてみてもいいし。何でもいいんです。無理してもいいけど、そのままでいてほしい。私も思うままに生きてたし、やりたいことをやっていただけ。やりたくないことはやらなかった。のちに後悔するかもだけど、でも、それはそれでいいかなって思えるから、素直に生きてほしいって思いますね。写真を撮り続けていたら、いつかどこかで会えたらいいなって。
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花園ラグビー
高校生カメラマンの3人を直撃!

【平内陶子さん】 今は大学1年生。メディアや写真を勉強中。
−高校生カメラマンをやってみてどうだった?
事前ミーティングの時まで、他に誰が来るかわからなくてちょっと心配でした。撮ることもだけど、みんなと出会えたことが嬉しかったです。カメラは本番一発だったから難しかったけれど、高校生が観客席にもたくさんいたので、一体感があってすごく楽しかったです。距離が遠くならないように、撮る側もノリ良くしようと考えていました。
−応募したきっかけは?
ポカリ写真部の青空に浮かぶ気球の広告がインスタで流れてきて、面白そう!と思って、ポカリ写真部に入部したのがきっかけです。夏に野球の試合を撮影する高校生カメラマンに選ばれていたけれど、コロナで中止になってしまい、もうチャンスはないかも。と思っていたところ、ラグビーの募集が来たので、これはやるしかない。と思い応募しました。
−応募時に意識したことは?
自分はラグビーの知識はなかったけれど、バスケをずっとやっていて、スポーツは好きというのをアピールしようと思いました。応募の際には、人との距離感がばらばらの写真を選んで、近いものや離れて撮っているものを送りました。あとは表情。面白いなと思ってもらえる写真を選びました。
−後輩たちにメッセージ
いざ試合が始まったら、撮るしかない!と思ったので、距離のつめ方、周りのお客さんへの配慮とかも気にしつつ、でもチャンスは一回しかないから、思い切って、近くに行って撮って大丈夫だと思います!
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【松村愛梨さん】 今は大学1年生。 写真を勉強中。
−高校生カメラマンをやってみてどうだった?
とてもいい経験でした。その場に行かないと分からない緊張感や、しっかり写真を撮らないといけない責任感を感じました。紙面になったのが嬉しかったし、家族や友だちも見てくれていて、すごい!と褒めてもらいました。
−応募したきっかけは?
インスタのストーリー広告で流れてきて、高校3年生だったこともあり、ダメ元で応募しました。興味本位で、やってみるか!という気持ちでした。
−応募時に意識したことは?
まず自信がある写真を選びました。その上でインパクトを大事にした写真。構図も考えて撮れます。どの瞬間も見逃しません。表情も注意深く見て撮れます。笑顔だけじゃなく、頑張っている表情も撮れます。というのをちゃんと考えて撮れることをアピールしたかったので、似た写真にならないように意識しました。文章は、写真に対する思いと自分の実績がわかるように書きました。
−後輩たちにメッセージ
観客と会話しながら表情を撮ることもできると思う。とにかく人と喋ることを恐れない。自分からガツガツ行くことが大事。話しかけた分、いい写真が撮れるだろし、もうやるしかない!その気持ちでいけば、自然にシャッターを切っているはず。良い悪い関係なく、その場の雰囲気をちゃんと1枚に収めることができると思うので、楽しみながら、恐れずにやってほしいです。限られた時間なので、とにかくシャッターを切って!
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【島野泰輔さん】 今は高校3年生。受験勉強中。
−高校生カメラマンをやってみてどうだった?
腕章をつけて人前で写真を撮るのも、新聞に載るのも、記者の方にインタビューしてもらうことも初めての体験でした。新聞記者の方が試合の裏でどんな風に新聞を作っているのかを見ることが出来て楽しかったです。裏側がすごかった!
−応募したきっかけは?
インスタの広告で見つけました。自分自身もラグビーをやっていて、ラグビーが大好きなので、これは絶対にやりたい!と思いました。一眼レフで写真を撮るのは、趣味でしか撮ったことがなかったので、プロのレクチャーを受けて本格的にできるというのが、新しい体験だと思い応募しました。
−応募時に意識したことは?
応募の写真で意識したことは、顔の表情を見せたいと思ったことです。文章は、この体験がどれだけ自分に大事かを書きました。自分がラグビーをやっていて、日本と海外のラグビーの文化の違いを見せたい。ラグビーの魅力を伝えたい。その思いを書きました。
−後輩たちにメッセージ
撮影の前夜などにイメージトレーニングをするといいと思います。例えばバスケや、ラグビーの試合動画を見たりして、どういうところが一番迫力があって、魅力なのかを考えて、自分が写真を撮っている姿をイメージする。本番は、思い描いていた写真と全く違うものが撮れると思います。でも、これが撮れなかったからダメとかじゃなく、積極的に撮っていくと、なにか1つはすごいものができると思います!
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