熱中症とは、温度や湿度が高い場所などで、身体の中の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体温を調節することができなくなったりしておきる健康被害の総称です。
最悪の場合、死に至ることもありますが、予防法を知っていれば防ぐことができます。また、もし熱中症になってしまっても、応急処置を知っていれば救命することも可能です。
熱中症を防ぐためには、正しい知識と日常生活における注意が基本です。
熱中症環境保健マニュアル(環境省)より
暑い季節に長時間の作業や運動を行うと、大量の汗をかくことで熱中症のリスクが高まります。
人間は体重の3%の水分を失うと、運動能力や体温調節機能が低下し、身体に変調をきたします。熱中症は、日射病とは違って、室内でも起きることが多いため、発汗による水分の喪失が2%を超えないよう体重をチェックするなど 十分に気を付ける必要があります。更に、肥満傾向の人、体力・持久力の低い人や持病のある人は熱中症を起こす危険性が高くなっています。体重の変化だけでなく、体調の変化にも十分に注意を払い無理をしないようにしましょう。
厚生労働省は、熱中症対策の一つとして、ナトリウムを100mℓあたり40~80mg含んでいる飲料を推奨しており、摂取のタイミングは20~30分ごとにカップ1~2杯程度摂取することが望ましいとしています。
ポカリスエットは、 食塩相当量 0.12gのナトリウムを含んでおり、汗で失った水分や塩分(ナトリウム)をすばやく身体に補給し、身体の中に長くとどめるために適した飲みものです。(※ナトリウム量:100mℓあたり49㎎)